矢鯨絵馬
1200年から1300年前、海から異国の敵が襲ってきたとき、雄島の神様が弓矢で退治しました。
この話が後世に受け継がれ、雄島の神は弓矢の神とされ、家内安全や縁結びなどにまつわる矢への信仰が生まれました。
かつては地元の人々だけでなく、全国各地からも矢が奉納されたといわれています。
昔、神様が雄島に来る時に、最初に波に乗せて運んでくれるように頼みましたが、断られました。
そこで鯨にお願いすると、快く受けてくれ、雄島の神様は鯨に乗ってこの地にやって来ました。
そのため、鯨は神の使者とされています。